2012年 06月 17日
電車車内の二酸化炭素濃度 |
人間は生きて行くために食物を摂取しなければいけません。
その食物の構成要素は一般的に、水分と炭化水素を中心として、各種ミネラルや元素などが含まれています。
そして人間の体は化学工場のようなもので、炭化水素を消化分解して吐く息と一緒に、その結果合成された二酸化炭素や水分が排出されているのです。
その結果、閉鎖された空間、例えば自動車の中などでは、室内の酸素が呼吸として身体に取り込まれ、二酸化炭素と水蒸気が増加して行きます。
雨の時などに窓ガラスが曇るので、水蒸気の存在は良く理解できるのですが、二酸化炭素は殆ど気が付いておりません。
その二酸化炭素濃度が高くなり、酸素濃度が低下すると、最悪の場合では酸欠を招くことになりますが、通常はそれほど心配する必要は無いでしょう。
しかし日本の労働安全衛生法は、職場空間などにおける二酸化炭素濃度を1000PPM以下に管理するよう定めております。
夏に冷房で冷えた空気を外に排出せずに、室内空気の循環運転を続けていると二酸化炭素濃度が上昇して、労働環境が悪化することを抑制するのが目的です。
実は今回の出張で、この二酸化炭素濃度計を持参したので、新幹線の車中の濃度を測ってみました。
結果はこの通り1000PPMを若干超えておりましたが、適宜調整しているのでしょう。
この様子では、満員の通勤電車などでは相当厳しい状態になっているのではないかと推測します。
機会を見て測定してみることとしましょうか。
なおエコの観点から言えば、冷房や暖房をより効率運転とするために、外の空気の取り入れ量は極力少なくすることが必要です。
そのため新しいビルなどでは、900~1000PPMに保つよう自動的に外気取り入れ量を調整しています。
先日のシンポジウムが開催された、日経ホールでは950PPMでした、お見事です。
その食物の構成要素は一般的に、水分と炭化水素を中心として、各種ミネラルや元素などが含まれています。
そして人間の体は化学工場のようなもので、炭化水素を消化分解して吐く息と一緒に、その結果合成された二酸化炭素や水分が排出されているのです。
その結果、閉鎖された空間、例えば自動車の中などでは、室内の酸素が呼吸として身体に取り込まれ、二酸化炭素と水蒸気が増加して行きます。
雨の時などに窓ガラスが曇るので、水蒸気の存在は良く理解できるのですが、二酸化炭素は殆ど気が付いておりません。
その二酸化炭素濃度が高くなり、酸素濃度が低下すると、最悪の場合では酸欠を招くことになりますが、通常はそれほど心配する必要は無いでしょう。
しかし日本の労働安全衛生法は、職場空間などにおける二酸化炭素濃度を1000PPM以下に管理するよう定めております。
夏に冷房で冷えた空気を外に排出せずに、室内空気の循環運転を続けていると二酸化炭素濃度が上昇して、労働環境が悪化することを抑制するのが目的です。
実は今回の出張で、この二酸化炭素濃度計を持参したので、新幹線の車中の濃度を測ってみました。
結果はこの通り1000PPMを若干超えておりましたが、適宜調整しているのでしょう。
この様子では、満員の通勤電車などでは相当厳しい状態になっているのではないかと推測します。
機会を見て測定してみることとしましょうか。
なおエコの観点から言えば、冷房や暖房をより効率運転とするために、外の空気の取り入れ量は極力少なくすることが必要です。
そのため新しいビルなどでは、900~1000PPMに保つよう自動的に外気取り入れ量を調整しています。
先日のシンポジウムが開催された、日経ホールでは950PPMでした、お見事です。
by wasitaka
| 2012-06-17 17:30
| 日本のことエコ
|
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