2012年 08月 28日
土埃の街 |
これまで延べ、マスカットに5週間滞在したことになりますが、澄み切った青空はお目にかかっていません。
殆ど晴天だったにも拘らず、いつもちょっと靄のかかったような青空です。
それも周囲の乾ききった禿山などから吹き飛ばされる土埃などが原因なのでしょう。
この通り、白い車もかなり黄土色がかっていることがお分かり頂けるかと思います。
この土埃は、きっとその先に霞んで見えている山や、周囲の平原、更にははるか遠くの砂漠などから季節風に乗って飛んでくるものと思います。
その季節風は、10月頃からは北東に向きを変えてインド洋側から吹いてくるようですから、11月以降は青空を眺める日も期待できるかも知れません。
ところで日本の場合は冬に北西の季節風が強まります。
お隣の強引な自己主張の強い国々では、日本と違って国を挙げて原子力発電所の建設を推進しています。
もしかの国々で福島原発のような惨事が発生した場合、最も被害を被るのは日本ではないでしょうか。
そのようなことを防止する意味でも、福島事故を教訓とした原発の事故防止対策を日本がリードして行くべきではないかと考えます。
勿論かくいう私は、政府の示している3つのシナリオ中の2030年の原発比率0%は、実行できないような対策が並んだ机上の空論とみており、真っ向から反対致します。
殆ど晴天だったにも拘らず、いつもちょっと靄のかかったような青空です。
それも周囲の乾ききった禿山などから吹き飛ばされる土埃などが原因なのでしょう。
この通り、白い車もかなり黄土色がかっていることがお分かり頂けるかと思います。
この土埃は、きっとその先に霞んで見えている山や、周囲の平原、更にははるか遠くの砂漠などから季節風に乗って飛んでくるものと思います。
その季節風は、10月頃からは北東に向きを変えてインド洋側から吹いてくるようですから、11月以降は青空を眺める日も期待できるかも知れません。
ところで日本の場合は冬に北西の季節風が強まります。
お隣の強引な自己主張の強い国々では、日本と違って国を挙げて原子力発電所の建設を推進しています。
もしかの国々で福島原発のような惨事が発生した場合、最も被害を被るのは日本ではないでしょうか。
そのようなことを防止する意味でも、福島事故を教訓とした原発の事故防止対策を日本がリードして行くべきではないかと考えます。
勿論かくいう私は、政府の示している3つのシナリオ中の2030年の原発比率0%は、実行できないような対策が並んだ机上の空論とみており、真っ向から反対致します。
by wasitaka
| 2012-08-28 02:04
| オマーン
|
Comments(6)
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akiotakahashi at 2012-08-28 04:34
世界を駆けるご活躍です。選挙を控え、また大衆迎合の政治とマスコミでは、20年後に原発廃止を目指すが、もっともらしい結論かと思います。鳩山を含め騒ぐ輩に限って、オール電化の優雅な自己中心の暮らしです。
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masaok15 at 2012-08-28 14:06
出張先からのコメントどうも有難うございました。オマーンは今回で何度目ですか。・・・私も興味があって一度は訪れたいと思っている国の一つですが、今のパスポートにはイスラエル入国のスタンプが押されてしまっているので入国できません。
出国前に空港で両替されたようですが、ホテルなどと同様に腹立たしいほどレートが悪いですよね。もっとも町の両替商の中には、好レートの表示をしておきながら高い手数料をとる店もあるので要注意ですが・・・。いずれにせよ、現在の円高は海外旅行者にとっては非常に有難いですね。
出国前に空港で両替されたようですが、ホテルなどと同様に腹立たしいほどレートが悪いですよね。もっとも町の両替商の中には、好レートの表示をしておきながら高い手数料をとる店もあるので要注意ですが・・・。いずれにせよ、現在の円高は海外旅行者にとっては非常に有難いですね。
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壽
at 2012-08-28 22:16
x
原発に関して安全性の追求と最終処分の結論をしっかりやることは勿論ですが、貴兄の指摘どおり世界規模で進める必要は当然ありますね。ただ、”絶対”の安全はありえないというところに問題があります。製油所は火事になってもいずれ消せますが、放射性物質の場合は時間がかかります。リスクを極限まで小さくすることは当然必要なのですが、"絶対”の安全が確保出来なければ、現実論として、徐々に依存度を下げていかざるを得ないのかなとも思います。但しドイツや日本だけでやってもだめですね。核爆弾の問題と同様世界レベルで認識を共有しなければいけないと思います。経済性、国際競争力まで考えるとむずかしい問題ですね。
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wasitaka at 2012-08-29 02:33
> akiotakahashiさん、今度の選挙で大阪維新が大躍進することは間違いないことと思います。そして日本は更に揺らぎの時代、経済力低下の時代に入って行くことでしょう。原発廃止の前に、省エネを大幅に躍進させる炭化ケイ素、SiCの安価な生産が商用化されることを期待しています。
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wasitaka at 2012-08-29 02:42
>masaok15さん、いよいよゴール目前ですね、まさしく快挙です。私が定年時に夢見た世界一周は、ビジネスクラスン飛行機で世界を回るもので、実現できなかったものの、実に安易な発想と反省しております。
オマーンは今回で3度目ですが、30年以上前に水島製油所でつき合わされたサウジの方たちよりは、はるかに親しみ易く仕事に対する姿勢も熱心です。アラブで一括りしてしまうことは出来ませんね。
両替は前回の出張で余分にしておきましたので、問題ありませんでした。オマーンの場合、入国時にビザを現地通貨で購入しなければならず、その際にご指摘の腹立たしいほど悪いレートを余儀なくされます。市中での両替は問題ありません。
オマーンは今回で3度目ですが、30年以上前に水島製油所でつき合わされたサウジの方たちよりは、はるかに親しみ易く仕事に対する姿勢も熱心です。アラブで一括りしてしまうことは出来ませんね。
両替は前回の出張で余分にしておきましたので、問題ありませんでした。オマーンの場合、入国時にビザを現地通貨で購入しなければならず、その際にご指摘の腹立たしいほど悪いレートを余儀なくされます。市中での両替は問題ありません。
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wasitaka at 2012-08-29 02:48
>壽さん、確かに原発問題は”絶対安全”がないことから、非常に難しいと思っています。しかし一方で、2030年原発0%のシナリオは殆ど実現不可能なことも間違いありません。太陽電池を乗せられない住宅に、荷重補強を施して設置させる、とか、省エネを達成出来ていない建物やマンションの賃貸を禁止する、とか、重油焚きボイラーを全廃させる、とか。そして実施したとしても、その負担はすべて国民にかかってくることも、今の時点でしっかりと国民に認識させるべきでしょう。
実に困った課題です。
実に困った課題です。