2013年 04月 29日
立川談春 |
昨日は三宅坂にある国立演芸場で、落語立川流の真打披露公演があり、久々に落語を楽しみました。
真打になるのは一昨年暮れに他界した談志の直弟子である「立川談修」、それと立川志らくの弟子、「しら乃」と「こしら」の3人です。
彼らの真打昇進は既に決まっていたのですが、談志の喪が明けてからの披露公演ということで遅くなったとか。
談志の高座を仙台の公演で初めて聴いてから、もう50年近くになりますが、当時は若手真打で弟子もいなかったのが、今回は孫弟子が2人も真打昇進ですから、時代が流れていることが実感できます。
そして私にとってのお目当ては、その新真打ではなく中トリの立川談春でした。
彼の本格落語は当代の落語家中でも随一で、最も公演の切符の取れない落語家としても知られています。
これまでテレビで見る機会は何度かありましたが、生で聴くのは初めてのことですから期待しておりました。
演目は「おしくら」という、江戸時代の三人旅での旅籠での出来事を描いた滑稽落語ですが、なるほど素晴らしい高座です。
口調がはっきりしており、テンポやリズムも抜群で、本格落語としては若い頃の談志の高座よりも間違いなく上でしょう。
こうなると次の高座の機会を狙わなければいけませんが どうやらチケットを取れそうもありません。
真打になるのは一昨年暮れに他界した談志の直弟子である「立川談修」、それと立川志らくの弟子、「しら乃」と「こしら」の3人です。
彼らの真打昇進は既に決まっていたのですが、談志の喪が明けてからの披露公演ということで遅くなったとか。
談志の高座を仙台の公演で初めて聴いてから、もう50年近くになりますが、当時は若手真打で弟子もいなかったのが、今回は孫弟子が2人も真打昇進ですから、時代が流れていることが実感できます。
そして私にとってのお目当ては、その新真打ではなく中トリの立川談春でした。
彼の本格落語は当代の落語家中でも随一で、最も公演の切符の取れない落語家としても知られています。
これまでテレビで見る機会は何度かありましたが、生で聴くのは初めてのことですから期待しておりました。
演目は「おしくら」という、江戸時代の三人旅での旅籠での出来事を描いた滑稽落語ですが、なるほど素晴らしい高座です。
口調がはっきりしており、テンポやリズムも抜群で、本格落語としては若い頃の談志の高座よりも間違いなく上でしょう。
こうなると次の高座の機会を狙わなければいけませんが どうやらチケットを取れそうもありません。
by wasitaka
| 2013-04-29 07:01
| 日音楽など
|
Comments(2)
Commented
by
壽
at 2013-04-29 22:24
x
幅広い趣味を楽しんでおられるようでうらやましいです。私も落語は好きですが、高座に出かけたことは数えるほどしかありません。落語に限らないのでしょうが、生で目の前で観賞するのは桁が違うくらい楽しめますね。今の芸能界、訳のわからない”お笑い芸人”と称せられる人たちが掃いて捨てるほどいますが、本物の芸人は10人に一人いるかいないかです。日本独特の芸・落語の再びの隆盛を期待しています。
0
Commented
by
wasitaka at 2013-04-30 05:34
>壽さん、私の落語への興味は柳亭痴楽に始まり、学生時代には仙台の電力ホールで開かれた小さん、談志の親子会で談志の「現代落語論」を、本人の直筆のコメントサインを入れてもらってから熱が入りました。
当時は東北大や学院大の落研の発表会などへも聴きに行き、わが学内への落研の設立も企画したものですが、シャレで終わりました。
そして一昨年は談志の死去で若干熱は下がっているものの、今回の談志が育てた談春の高座で、また生での鑑賞の魅力に覚醒されたものの、チケットの入手が最大の難関のようです。
当時は東北大や学院大の落研の発表会などへも聴きに行き、わが学内への落研の設立も企画したものですが、シャレで終わりました。
そして一昨年は談志の死去で若干熱は下がっているものの、今回の談志が育てた談春の高座で、また生での鑑賞の魅力に覚醒されたものの、チケットの入手が最大の難関のようです。