2009年 06月 12日
スマートグリッド |
アメリカのオバマ大統領就任時の政策の目玉として、「グリーンニューディール」をマスコミが取り上げたことはご承知のことと思います。
グリーンニューディール政策の中心は太陽光発電であり、風力発電であることは広く知れ渡っています。
一方、その環境に優しいエネルギーが非常に気まぐれであることは、それほど喧伝されていないのではないでしょうか。
太陽光発電は一陣の雲がやってきただけでも発電量が半減以下となっていしまうのです。
それを補う目的でアメリカのGEやIBAが力を入れているのがこの「スマートグリッド」という分散型電源と、電池を組合わせたシステムで、自然エネルギーを最大限に活用するためには必須のシステムと言えます。
永田町も霞が関も、これから日本が今の力を存続させるためにも、郵政の馬鹿馬鹿しい揺り戻しでマスコミの関心を惹きつけるのはもう止めてもらいたいと思います。
子供や孫の世代に自信を持って引き渡せるような具体的な技術の推進と、そのための政策の立案、実行に邁進して貰いたいものです。
先日の日独環境フォーラムのひとコマを使わせてもらいました。
グリーンニューディール政策の中心は太陽光発電であり、風力発電であることは広く知れ渡っています。
一方、その環境に優しいエネルギーが非常に気まぐれであることは、それほど喧伝されていないのではないでしょうか。
太陽光発電は一陣の雲がやってきただけでも発電量が半減以下となっていしまうのです。
それを補う目的でアメリカのGEやIBAが力を入れているのがこの「スマートグリッド」という分散型電源と、電池を組合わせたシステムで、自然エネルギーを最大限に活用するためには必須のシステムと言えます。
永田町も霞が関も、これから日本が今の力を存続させるためにも、郵政の馬鹿馬鹿しい揺り戻しでマスコミの関心を惹きつけるのはもう止めてもらいたいと思います。
子供や孫の世代に自信を持って引き渡せるような具体的な技術の推進と、そのための政策の立案、実行に邁進して貰いたいものです。
先日の日独環境フォーラムのひとコマを使わせてもらいました。
by wasitaka
| 2009-06-12 23:22
| 日本のことエコ
|
Comments(2)
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by
akiotakahashi at 2009-06-13 21:25
太陽光/風力発電などの負荷変動に対する日本の系統連携システムが電圧降下などの問題ましにに対応できる電力供給割合がどのくらいか(%)ご専門の見解をお聞きしたいです。
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wasitaka at 2009-06-14 19:54
>akiotakahashiさん、一般的には20%以下と聞いていますが、現状の太陽光/風力発電技術ではそんなに増加することはあり得ないと思います。
一方でこのフォーラムで発表されたSIEMENSの情報によれば、2030年の全世界の見込みで14%だそうです。
あと20年後ですが、果たしてお互いに自分の目で確認出来ますかね。
一方でこのフォーラムで発表されたSIEMENSの情報によれば、2030年の全世界の見込みで14%だそうです。
あと20年後ですが、果たしてお互いに自分の目で確認出来ますかね。