2010年 11月 20日
風車と飛行機 |
昨日は風力発電の見学に、東京臨海公園のひとつである「若洲公園」に行ってまいりました。
若洲公園は国際線ターミナルが新設され、欧米亜への航路が拡大した羽田空港のすぐ近くにあります。
そのためこのように風車の真上を飛行機が離陸して行く、という景色も眺められます。
この日は風はあまり強くなかったのですが風車は回転しており、さすがに臨海部の上空は安定的な風力を活用出来るものだと納得。
出力は意外と大きく1950kW 残念ながら国産ではなく、ドイツのNORDEX社からの輸入品です。
撮影した時の距離は数百m以内でしたが意外と騒音は聞こえず、この程度であれば許容範囲でしょうか。
クリーンエネルギーとしての風力発電や太陽光発電への国民の期待は大きいものがありますが、広い平野の広がる欧州や、広大な土地を有するアメリカ、中国と違って日本では建設場所の確保が難しいという問題があります。
同時に太陽光発電の場合は晴天の昼間しか発電できないこともあり、発電設備としての稼働率はせいぜい12%と低過ぎます。
まずは公共交通機関の活用やこまめな電気器具の節電など、身の回りの省エネルギーを心がけることが第一でしょう。
ところでこの見学は朝の8時半から夕方の3時半まで、隣接する「若洲ゴルフリンクス」からじっくりと行われました。
若洲公園は国際線ターミナルが新設され、欧米亜への航路が拡大した羽田空港のすぐ近くにあります。
そのためこのように風車の真上を飛行機が離陸して行く、という景色も眺められます。
この日は風はあまり強くなかったのですが風車は回転しており、さすがに臨海部の上空は安定的な風力を活用出来るものだと納得。
出力は意外と大きく1950kW 残念ながら国産ではなく、ドイツのNORDEX社からの輸入品です。
撮影した時の距離は数百m以内でしたが意外と騒音は聞こえず、この程度であれば許容範囲でしょうか。
クリーンエネルギーとしての風力発電や太陽光発電への国民の期待は大きいものがありますが、広い平野の広がる欧州や、広大な土地を有するアメリカ、中国と違って日本では建設場所の確保が難しいという問題があります。
同時に太陽光発電の場合は晴天の昼間しか発電できないこともあり、発電設備としての稼働率はせいぜい12%と低過ぎます。
まずは公共交通機関の活用やこまめな電気器具の節電など、身の回りの省エネルギーを心がけることが第一でしょう。
ところでこの見学は朝の8時半から夕方の3時半まで、隣接する「若洲ゴルフリンクス」からじっくりと行われました。
by wasitaka
| 2010-11-20 16:37
| 未分類
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Comments(2)
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akiotakahashi at 2010-11-23 18:18
先日のNHK「クローズアップ現代」で、地方自治体が国の補助で設置した風力発電が、①稼働率が悪い ②故障が多いために、赤字が累積して困っているとの放映がありました。
風力事前調査が悪いのは問題外ですが、まだまだ技術的な問題が残っているのでしょうか。そもそも、日本の設置コストが高すぎるのも問題で、2035年再生可能エネルギーシェア 8%達成には、相当有利な買取り制度、厳しい義務化が必要かと思いますが、専門のご見解は如何でしょうか。
風力事前調査が悪いのは問題外ですが、まだまだ技術的な問題が残っているのでしょうか。そもそも、日本の設置コストが高すぎるのも問題で、2035年再生可能エネルギーシェア 8%達成には、相当有利な買取り制度、厳しい義務化が必要かと思いますが、専門のご見解は如何でしょうか。
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wasitaka at 2010-11-25 10:15
>akiotakahashiさん、平野の広がる欧州に対して、山地が多く地震の多発する日本での風車の建設コストが高過ぎるのは避けられないと思います。マスコミはともすると、視聴者や読者受けする風車を取り上げますが、実態としては厳しいでしょう。太陽光発電パネルの設置も、既存の家に乗せるのは、いくつもの難点があります。まずは発電効率の向上などに注力せざるを得ないと考えています。