2010年 11月 23日
純国産大豆 |
これは我が畑で採れた、純粋の国産大豆です。
ちょっと早目の収穫のため、ちょっと緑色が強い感じですが、枝豆で食べた時のように美味しいものと期待しています。
しかし、これで量目はわずかに300gで、近くの農協の直接販売所では200円の値付けですよ。
一方、この大豆がこの笊にのるまでの我々と家内の努力は相当なもので、これを200円で売る気にはなれません。
こんなことから思い浮かべることは、菅首相が主唱した日本の将来を決定づける通商問題であるTPPであり、この締結の最大の障害は農業自由化問題です。
兼業が主体の日本の中途半端な農業で、大規模農業の世界を相手に戦うことが不可能であることは自明でしょう。
既得権益中心で頭の固くなり過ぎている農水省や農協は、どうしたら世界の大規模農業と闘えるかを真剣に考え、政治はそのための補助金を準備すべきではないか、と今年2kgの大豆を収穫した素人農民が考えております。
ちょっと早目の収穫のため、ちょっと緑色が強い感じですが、枝豆で食べた時のように美味しいものと期待しています。
しかし、これで量目はわずかに300gで、近くの農協の直接販売所では200円の値付けですよ。
一方、この大豆がこの笊にのるまでの我々と家内の努力は相当なもので、これを200円で売る気にはなれません。
こんなことから思い浮かべることは、菅首相が主唱した日本の将来を決定づける通商問題であるTPPであり、この締結の最大の障害は農業自由化問題です。
兼業が主体の日本の中途半端な農業で、大規模農業の世界を相手に戦うことが不可能であることは自明でしょう。
既得権益中心で頭の固くなり過ぎている農水省や農協は、どうしたら世界の大規模農業と闘えるかを真剣に考え、政治はそのための補助金を準備すべきではないか、と今年2kgの大豆を収穫した素人農民が考えております。
by wasitaka
| 2010-11-23 22:45
| 日食べ物
|
Comments(2)
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by
壽則
at 2010-11-24 09:37
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後段の農業政策は大賛成ですが、農家の皆さんも、昔からの”おらっちの田畑”という考え方に固執せず、土地を出資し合って、大規模経営(例えば会社運営)に転換しないと、高品質だけでは勝負にならないと思います。ポーランドの大平原を見た時につくづくそう思いました。
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wasitaka at 2010-11-25 23:07
>壽則さん、仰るっ通り農地の集約活用は絶対に必要な課題であると思います。そして農業の生産性を向上させ、TPPへ積極的に参加しないことには日本は滅びるだけでしょう。
しかし、我々が借りている農地の地主の小学校4年生の息子は、ネギの出荷を手伝いながら、将来の夢は「農業をすることだ」、と言ってくれました。日本の未来もあながち捨てたものではないかも知れません。
しかし、我々が借りている農地の地主の小学校4年生の息子は、ネギの出荷を手伝いながら、将来の夢は「農業をすることだ」、と言ってくれました。日本の未来もあながち捨てたものではないかも知れません。