2011年 05月 29日
八重洲口から八丁堀へ |
このところ連日東京に出かけており、金曜日には八重洲口から歩いて八丁堀に出掛けました。
まず目に入ったのは見かけたこともないような長距離バスで、名古屋、京都、大阪はもとより、首都圏の地方都市に向かうバスも次から次へと出て行きます。
時間が昼食時だったことから、次に出会ったのは食事に向かうサラリーマン諸氏で、いささか驚いたのは、明らかに60代と思われる高齢者が多かったことです。
今年は大学卒業者の就職率がきわめて低く、バブル崩壊後の就職氷河期以上と報道されています。
大きな理由は、企業の海外移転などに伴う採用者数の現象に対して、大学卒業者の数が増えていることが挙げられると思いますが、一方で、国が法律「高齢者雇用安定法」を策定して65歳まで働かせることを義務化しているのが重しになっているのではないでしょうか。
誤解を恐れずにいえば、法律が制定されたために、60歳を過ぎて役職を外され、給与も大幅に下げられた高齢労働者が、労働意欲が減退しても毎日都内に通い続けている現実があります。
社内では先輩に遠慮して仕事も特別扱いとなるなど、それまでの経験を生かし切っている方ばかりではないでしょう。
日本が元気になるためには、若者が元気になることが一番であり、「高齢者雇用安定法」に支えられて働いておられる方々も、その若者へ自分の経験をしっかりと伝えて行くこと、その意欲もない場合には、老兵として去りゆくことが必要ではないのかな、と歩きながら考えた次第です。
まず目に入ったのは見かけたこともないような長距離バスで、名古屋、京都、大阪はもとより、首都圏の地方都市に向かうバスも次から次へと出て行きます。
時間が昼食時だったことから、次に出会ったのは食事に向かうサラリーマン諸氏で、いささか驚いたのは、明らかに60代と思われる高齢者が多かったことです。
今年は大学卒業者の就職率がきわめて低く、バブル崩壊後の就職氷河期以上と報道されています。
大きな理由は、企業の海外移転などに伴う採用者数の現象に対して、大学卒業者の数が増えていることが挙げられると思いますが、一方で、国が法律「高齢者雇用安定法」を策定して65歳まで働かせることを義務化しているのが重しになっているのではないでしょうか。
誤解を恐れずにいえば、法律が制定されたために、60歳を過ぎて役職を外され、給与も大幅に下げられた高齢労働者が、労働意欲が減退しても毎日都内に通い続けている現実があります。
社内では先輩に遠慮して仕事も特別扱いとなるなど、それまでの経験を生かし切っている方ばかりではないでしょう。
日本が元気になるためには、若者が元気になることが一番であり、「高齢者雇用安定法」に支えられて働いておられる方々も、その若者へ自分の経験をしっかりと伝えて行くこと、その意欲もない場合には、老兵として去りゆくことが必要ではないのかな、と歩きながら考えた次第です。
by wasitaka
| 2011-05-29 06:01
| 日乗り物
|
Comments(2)
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by
akitaka
at 2011-05-29 10:46
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同意見です。やる気のある老人/若者に仕事をさせるが、基本です。生活保護をもらいながら、パチンコ通い、外車乗り回すなど、福祉の基本がおかしな国になりました。国の将来のための金の使い方が解らない、マスコミ・大衆迎合の政府にはうんざりです。
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wasitaka at 2011-05-30 17:31
>akitakaさん、私は値上げや妙な広告に手を広げるなど、安易な経営をして倒産や合併などの危機感が無いマスコミが、いかにも正義ぶって世の中をおかしくしている、のではないかと考えております。