2016年 04月 19日
タイの歴史 |
積読の書棚から「タイの歴史」を引っ張り出してきて読み始めました。
私が知っているタイの歴史は、タイ族最初の王朝としてスコータイ王朝がタイのバンコクの北側約400kmのあたりに起こり、その後アユタヤ朝、そして現在のチャクリ朝へとつながっている、というものです。
その変遷などをちょっと詳しく知るために、この本を10年ぐらい前に手に入れました。
そして昨日からワクワクしながらページをめくり始めたものの、どうも期待していたような、日本の歴史本のような流れにはなっていません。
実はポーランドの歴史本を読んだ時にも、突然9世紀ぐらいからの記述になってしまい、なぜだろうと思っていました。
ここで推測するに、日本の場合は古事記や日本書紀などの歴史本が奈良時代に編まれていたことや、中国の歴史本での日本の記述があるために古代に遡れる、ということではないでしょうか。
これに対してポーランドやタイの場合、そのような古い歴史本が存在しないので、古い歴史は語れないのかな、と考えました。
いささか落胆しましたが、それでもタイ人は中学、高校ぐらいからどんな風に歴史を学んでいるのか、この本を通じて覗いてみることにします。
しかし300ページ以上もあるので、流し読みすることとしましょう。
私が知っているタイの歴史は、タイ族最初の王朝としてスコータイ王朝がタイのバンコクの北側約400kmのあたりに起こり、その後アユタヤ朝、そして現在のチャクリ朝へとつながっている、というものです。
その変遷などをちょっと詳しく知るために、この本を10年ぐらい前に手に入れました。
そして昨日からワクワクしながらページをめくり始めたものの、どうも期待していたような、日本の歴史本のような流れにはなっていません。
実はポーランドの歴史本を読んだ時にも、突然9世紀ぐらいからの記述になってしまい、なぜだろうと思っていました。
ここで推測するに、日本の場合は古事記や日本書紀などの歴史本が奈良時代に編まれていたことや、中国の歴史本での日本の記述があるために古代に遡れる、ということではないでしょうか。
これに対してポーランドやタイの場合、そのような古い歴史本が存在しないので、古い歴史は語れないのかな、と考えました。
いささか落胆しましたが、それでもタイ人は中学、高校ぐらいからどんな風に歴史を学んでいるのか、この本を通じて覗いてみることにします。
しかし300ページ以上もあるので、流し読みすることとしましょう。
by wasitaka
| 2016-04-19 18:13
| タイのこと
|
Comments(2)
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by
akiotakahashi at 2016-04-20 06:47
そもそも、文化度の違いで、バンコクの博物館に古代の器がありましたが、日本の弥生、卑弥呼の時代相当がスコタイなのでしょうか。ベトナムの方が、中国に近いので進んでいたかと思いました。それにしても、あくなき学習意欲に驚きです。
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wasitaka at 2016-04-20 18:42
> akiotakahashiさん、スコタイ王朝は13世紀に始まっていますから、日本の時代区分からいえば鎌倉時代、北条氏が執権として取り仕切っていた頃のスタートです。
一方で文化は西のインド、北の中国、東のクメールなどからの影響が大きく、タイ料理のバラエティはそれらのものと、熱帯としての食材の豊富さから来ているのでしょう。
日本は中国と朝鮮からの影響を受けていますが、同時に海の資源の豊富さや、水資源が豊かなことから、タイと同様に料理のバラエティに富んでいるのだろうと思います。
一方で文化は西のインド、北の中国、東のクメールなどからの影響が大きく、タイ料理のバラエティはそれらのものと、熱帯としての食材の豊富さから来ているのでしょう。
日本は中国と朝鮮からの影響を受けていますが、同時に海の資源の豊富さや、水資源が豊かなことから、タイと同様に料理のバラエティに富んでいるのだろうと思います。