2018年 07月 04日
平穏死 |
すなわち自宅などで迎える老衰による大往生のことです。
私の父方とは母方の4人の祖父母は、まさしくそのように旅立ったことを覚えています。
しかしこの30年ほど前の頃からは圧倒的に病院で息を引き取ることが多くなっていることはお分かりでしょう。
それが3週間ほど前に放送されたテレビ東京の「カンブリア宮殿」で、「銀木犀」という高齢者住宅が、訪問医療の実施と併せて老衰による他界を受け入れていることを知りました。
その銀木犀を運営している会社の代表である下河原氏が、訪問医療の運営者や看取り介護を受け入れた特養運営者の方たちと共著でこの本を出版しています。
この本はベトナム出張中に読み切り、まさしく私と家内が目指している生き方、いや死に方と合致していることが分かりました。
早速銀木犀に問い合わせたら、テレビ放映後の入居希望者が殺到しているため、すぐの入居は難しいとのことです。
ただ単に生き延びるための手段として、点滴や胃ろうなどの栄養物中にはもってのほかではありませんか。
安楽死が出来ない日本ですから、せめてこのような平穏な逝き方でこの世を去りたいと二人とも思っています。
by wasitaka
| 2018-07-04 21:49
| 健康のこと
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