2008年 10月 03日
石炭運搬車 |
ポーランドでは自国で産出する石炭が国内消費エネルギーの70%ほども占めています。
そしてその炭鉱はカトビツェを中心とした南部の地域に多く、石炭火力発電所などもその近辺で稼働しており、電力として送電されているのは合理的なことです。
しかし当然ながら同時に、国内各地で消費される石炭は専用貨車で、国内に張り巡らされた鉄道網-貨車専用線路もなども含めて-で配送されています。
ところでこの写真はもちろんポーランドではありません。
先日大宮駅で見かけたものですが、日本にもまだ石炭専用の貨車が走っているのに感激してシャッターを切りました。
この貨車の記号は「トキ」ですから、屋根のない無蓋車なのでしょうか。
そしてその炭鉱はカトビツェを中心とした南部の地域に多く、石炭火力発電所などもその近辺で稼働しており、電力として送電されているのは合理的なことです。
しかし当然ながら同時に、国内各地で消費される石炭は専用貨車で、国内に張り巡らされた鉄道網-貨車専用線路もなども含めて-で配送されています。
ところでこの写真はもちろんポーランドではありません。
先日大宮駅で見かけたものですが、日本にもまだ石炭専用の貨車が走っているのに感激してシャッターを切りました。
この貨車の記号は「トキ」ですから、屋根のない無蓋車なのでしょうか。
by wasitaka
| 2008-10-03 15:29
| 日乗り物
|
Comments(6)
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壽則
at 2008-10-04 20:19
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さすがの観察力、恐れ入りました。同じ業界内なのでガソリン等石油類を運ぶタンク車はよく見かけましたが、今まで石炭専用車は視野の外でした。
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てっちゃんの家人は、石炭専用車でも今は石炭より、石とかセメントの石灰岩とか運ぶ車両のはずだと、この写真も見ずに即答してくれました。トキもすぐ何のことか教えてくれました。
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ぴっちゃん
at 2008-10-05 21:40
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数年前、石炭をガス化したものを次世代エネルギーとして利用する試験プラントがGEによってポーランドで建設されているという報道があり、実用化が期待されていましたが、その後どうなったのかが非常に気になります。これが成功した暁には、石炭だけはやけに豊富なポーランドはヨーロッパ有数のエネルギー大国に変貌するのでは、と大いに期待していたのですが、専門家でない私ではその後なかなか関係情報が得られません。原油価格が高どまりしているので、石炭ガス化技術はコスト面でかなり有利になったのでは、と思うのですが…。
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wasitaka at 2008-10-06 19:40
>壽則さん、ポーランドの生活が長かったものですから、どうしても現地で見かけたものに反応してしまいます。
もちろんENEOSのタンク車もしっかりと見ていますよ。
もちろんENEOSのタンク車もしっかりと見ていますよ。
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wasitaka at 2008-10-06 19:42
>寧夢さん、なるほど、これはどうやらセメントとか石灰岩の運搬用のようですね。
きっと日本で石炭が鉄道輸送されているのは稀有なことなのでしょう。
きっと日本で石炭が鉄道輸送されているのは稀有なことなのでしょう。
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wasitaka at 2008-10-06 19:48
>ぴっちゃんさん、石炭のガス化プラントの実用化はもう少し時間がかかるかもしれません。
日本では新日本石油の根岸製油所に、石油の残渣油(アスファルトのようなもの)のガス化プラントが運転中で、ガスタービン複合発電所の燃料として活用されています。
http://www.eneos.co.jp/company/about/gaiyou/jigyousho/negishi/refinery/e71_coabgajinere_tour10.html
日本では新日本石油の根岸製油所に、石油の残渣油(アスファルトのようなもの)のガス化プラントが運転中で、ガスタービン複合発電所の燃料として活用されています。
http://www.eneos.co.jp/company/about/gaiyou/jigyousho/negishi/refinery/e71_coabgajinere_tour10.html